2月4日立春に家を出て
インド ジャイプルへ天然石の仕入れへ行ってきました。
初めてのインド
どんな経験が出来るかとても楽しみに日本を出発しました。
タイ バンコクを経由してインド ジャイプルへ
暑いのであろうと思っていたインドは、思ったよりも涼しく少し寒いくらい。
朝晩は、薄手のフリース着ていました。
まず驚いたのが土埃なのか大気汚染なのか
なんだか景色がくすんで見える。
なんだかボヤーっと見える。
帰ってきて写真を見て見るとやっぱり少し暗くてボヤってしてる。
たぶんそう言う空気なんだね。
数日で慣れました。
むしろそれに馴染んでました。
では、仕入れた天然石のお話しを。
今回は、ご縁がありましてとても素敵な天然石が仕入れられました。
工房の様子
石の販売や説明、案内をしてくれた方が研磨職人で、
一番大切な最初のカットとラフ研磨をされているそうです。
おじいさんの代から研磨の仕事をしている研磨一家。
最初のカットで最後の仕上がりがだいぶ変わる。
見せたい柄やシルエットがここで決まる大切な所。
今回、初めて見た天然石たちは、本当に綺麗な形をしています。
少しぷっくりと厚みのあるスタイル。
マクラメ編みにぴったりな形です。
そして、アクセサリーに仕上げた時にとても高級感が出る。
一目見てこれ好きだな。
と感じました。
色合いも少し優しくてあまりギラギラしていない。
人柄がとても出ていたと思います。
ラフ研磨を終えた天然石は、別の作業場にて仕上げの研磨がされます。
荒削りな天然石を細かい番手のヤスリでどんどん研磨していく。
ラフ研磨もいれると5回の研磨工程を経て完成するそうです。
そこで働く方々ともお会い出来て、
今、手元にある天然石があそこで研磨された物だと思い出すと
ひとつひとつがとても大切な物だと感じます。
今まで、ただの天然石だったのが温度を持ったような感じがしています。
本当に仕入れに行けてよかった。
これからどう作品にしていくか楽しみ。
まずは、4月末に個展があります。
そこへ向けて作り込もう。
今回仕入れた天然石たち
このヒマーチャル産のクリスタル
一番最初に目に留まったんだけど値段がけっこうして諦めたクリスタル
まさかの最後にプレゼントされました。
大切に自分のお守りにしたいと思います。
さてここからは、2週間インドで生活してみて思った事を書きます。
けっこう長いのでご興味あればご覧ください。
インド人ってけっこう優しいんだ!
って事を書いてみました。
今回は、妻と1歳半の子供も連れてインドへ。
空港から初日の宿までの間、タクシーやら宿の交渉やらやってる体力ないだろうなと思い、
全て日本で予約して行きました。しかもそこで一番、騙されやすい。(らしい)
まず空港からホテルへのタクシー。予定通り迎えに来て頂けました。
ホテル到着は、夜中。かなり眠そうなホテルオーナーと私。
ギリギリの意識の中なんとかチェックイン。
もはやパスポートのコピーをとるためにパソコンを立ち上げる事すら面倒になったらしく
パスポートは、明日の朝返すと言われちょっと焦る。
無事に朝返ってきました。
そのホテルへ2泊。
レストランの朝食付きで、とても美味しかったです。
初めてのインドご飯。
これは、ランチ。
ベジターリーと言う色々なカレーとジャガイモのクミン焼き、生野菜、小麦を練って焼いたチャパティ、ライスなど盛りだくさんな料理。お昼、ディナーも頂きました。
だいぶインド感味わいましたね。
その後、まだインドに完全に慣れていない畠山家は、リキシャやタクシーと言った乗り物に乗るのもハードル高いな!と感じて次の予約してあった宿まで徒歩で行く事を決意。
以外とシャイなのです。
英語あまりできないし。
約45分
歩きました。
色々なインドが見えてけっこう楽しかった。
旅中って普段より歩きますよね。
インド人ってめっちゃ見てきます。
すれ違う人すれ違う人みんな見てきます。
子連れの日本人が珍しいのかなー?と思ってました。
その時、まだインド人の優しさにあまり氣づいていなかった。
しばらく歩いて道端て水を飲んで休憩していると
目線の端に軍人か警官か近寄ってくる。。。
あーなんか言われたらめんどうだな。。。
と心の中でおどおど。
そしたら小さい紙コップ(チャイ用)を差し出された。
ん?
と思ったらペットボトルから飲み辛そうにしていた子供にこれで水飲ませな!
って事でした。
なんと!
疑ってごめんなさい。
なんか感動してちょっと泣きそうになったよ。
その後、約2週間インドに滞在しましたが
インド人めっちゃ優しいです。
騙されるとかなかったです。
インドの道路事情は、そりゃもうごったごったです。
車、バイク、自転車、リキシャ、馬、ラクダ、人、牛まで車線もなにもあったもんじゃない。
たまに逆走してくる奴もいる。
でも、このクラクションの嵐もよくよく聞くと
俺後ろいるよー!
ちょっと危ないよ!
前通るねー!
先行くよ!
などなど自己主張なのです。
もちろん怒ってるっぽいクラクションもあります。
そしてインド人の優しさポイントとしては、
「俺からあなた見えてますよ!ビーーーー!」
があるわけです。
インドの道を横切るのは、かなりコツがいります。
ガンガン流れてくる車両とかの
流れを読んで
止まらず
さらさらと
そして、「ひかないでね!」と目で訴えながら進みます。
そんな時にクラクション鳴らされると怒られてる氣分になりますが
これが、「見てるよ!渡って!」である事が多い。
子連れで歩いているのもかなり影響していると思われます。
今回のインド生活のほとんどがAirbnbで借りたお部屋に滞在しました。
とても洗練されたお家で、住んでいて心地よかったです。
私たちは、旅行に行ってもあまり観光地に行かない。
混んでるし。
興味があまりないのかな。
スーパーや野菜売りのおっちゃんの所で買い物をしてキッチンで自炊。
そんな生活がとても楽しかった。
またインドへ行きたいな。
子供連れて海外旅行
しかもインド
多分すごく大変だと思っていました。
でも逆に子供がいたからとても優しいインド人が見れたのではないかと思います。
インド人本当に子供大好きですね。
どこいっても可愛がられるし、おやつ貰うし。
10人ぐらいの子供の集団に一斉にほっぺた触られて(つねられて)叫んでたし。
強面な軍人さんも、ほっぺた触ってニヤニヤしてるし。
最後、空港職員さんに一緒に写真撮っても良いですか?と、もはやアイドル。
マクラメを初めて約8年。
幾度となくインド仕入れへ行きたいと思い計画してもなんか上手く行かなかった。
それが、子供できて、ちょっと行っちゃおうか!?
って軽く計画したらなんか行けそうな氣がしてきて行っちゃいました。
そう言うタイミングだったのですね。
子供がインドへの道を開いてくれた。
大変な所もありました。
子供も嘔吐したり私たちも熱で寝込んだり、お腹痛かったり。
でも大事には、至らず1日くらいで復活。
少しと言うかかなり余裕をもったスケジュールに助けられたました。
ジャイプルに約2週間いましたが、石の仕入れのために使った日数は、3日です。
それぐらいの方が自分たちには、合っているのだろうと感じます。
またすぐ行きたくなってます。
インドシック。
次は、また来年かな?
その時どう感じたがまた書きますね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
子供連れてインド行きたい!
って人。
経験談なら話せますのでご連絡下さいね。
畠山
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